自分自身が多動・注意力欠如といったADHDの症状がある中での自分に合った働き方というものを模索している中で「就労移行支援」というものを知りました。
最近は「大人の発達障害」が注目されることも多く
- 上手く人の気持ちが察せられず怒らせる
- 会話についていけない
- 複数の作業を上手くこなせない
- 物事を簡潔にまとめられない
- 時間を守れない
こういった症状から職場や夫婦間など人間関係でトラブルになるというケースも度々耳にします。
そういった発達障害などを含めた障害を持った方の就労をサポートする福祉サービスが就労移行支援となります。
目次
就労移行支援とは?
就労移行支援は障害と上手く向き合いながら企業で働きたい方へのサポートや職業訓練を行い、労働に必要な情報や知識を身につけ、技術、能力を向上させるための支援となります。
以前は地域障害者職業センターなど公的機関を中心とした就労支援が主でしたが現在は民間の就労移行支援事業所も多く見受けられるようになり、障害を持つ方の雇用の幅も広がってます。
就労移行支援について関連書籍やサイトで調べたのですが
中でもこちらの
就労移行ナビというサイトが
説明も簡潔で非常に分かりやすかったので参考にさせていただきました。
注目されるADHDの方の就職希望
障害と言えど様々な症状や種類がありますが、その中でも発達障害の一つであるADHDの方の就職や継続した労働といったテーマは近年メディアでも度々取り上げられているのを目にします。
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対人恐怖
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多動性
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コミュニケーション能力の欠如
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協調性の無さ
これらの症状は以前だったら社会人としての欠陥した性格とみなされがちだったものが、近年は発達障害の症状として認知されるようになったという傾向はあると思います。
障害としながらも、その人の特徴の一つと位置づけて、欠陥と思われる性格を強みと捉えて仕事に生かして価値を生み出したり、短所だけでなくきちんと長所を理解して伸ばしていく。
なかなか自助努力では難しいものを就労移行事業所のように、適切にアドバイスして選択肢を増やしてくれるプロの目線が重要になってきます。
多様さが求められる現在に意義深い福祉サービスですよね。
その人に適したプログラムを提供
障害を持つ方への就労で重要なのは客観的にその人に適したプログラムや支援を考えてサポート出来るかという点にあるかと思います。
その意味で
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個人の症状や特徴に合った職種紹介
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就職相談
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スキル習得
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メンタルケア
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職場見学や体験
就職に必要なこういった様々なサポートを行ってくれる就労移行支援は就職希望者にとって重要で貴重なサービスとなってくるかと思います。
数ある事務所から自分に合った所を選ぶ
現在全国でおよそ3,300箇所あるという就労支援事務所の中でどこが自分の目的に沿っているか、、、などは就労支援専門のプロの判断がより重要なポイントと言えるでしょう。
就労移行ナビは大阪の事業所がメインのサイトのようですが自分も年に1、2回行く大阪の難波付近をこちらのサイトで検索してみると、およそ30の事業所があってエリアや障害の種類、求める職種に応じた事業所をいくつか絞って分かりやすく案内されています。
職場定着率やカリキュラム、事務所の専門性、実績などが細かく記載されており、支援を考えている方にとって非常に重宝する内容かと感じました。
その他、事務所を選ぶ際のポイントも挙げられています。就労支援事業所もひとくくりにはできず、
- パソコン操作のカリキュラムの充実
- WEBデザインなどクリエイティヴ面に特化
- 軽作業などの技能実習の充実
事業所によっても特性があり、選び方のポイントも抑えられているので参考にされてください。
ADHDを持っていて活躍する有名人の記事はおすすめ
こちらの記事は発達障害を持っていて成果を出している著名人をまとめたものです。
名前は書きませんが、
- 芸能人お笑い芸人の方
- アーティスト
- 評論家
- アナウンサー
- ハリウッド俳優
- スポーツ選手
- etc・・・
発達障害を患っていても才能をいかんなく発揮し、輝かしい功績を上げて膨大な価値を生み出し人々に影響を与えている人は数多くいます。
もちろん輝かしい成果の裏に隠れた苦悩や努力など察せられることも多々ありますが、
- 発想やアイディアの豊かさ
- 独自の視点
- フットワークの軽さ
- 特定の分野への集中力の高さ
こういった特性をフルに生かして成功している人がいるという事実は障害を持っている方にかかわらず、多くの人へ希望を与えるものです。ぜひ一度お読みください。
就労移行支援まとめ
- 不注意
- 多動
- 集中力の無さ
- 衝動突発性
- コミュ障・・・
大人のADHDも注目される近年ですが、発達障害に限らず様々な障害をお持ちの方がいます。
安定した就職を目指した時にそれぞれの症状や性格、適応性に応じて質の高い数多くの選択肢から自分に合ったものを選びたいものです。
自分が思っている以上に他の人が自分の存在に価値を感じて必要としてくれているということもあると思うのです。
職種や職場など就職するうえで考えなければならない要素は多々あるので、時に就労移行支援事業所のような専門性のある機関に一度問い合わせてみるというのも良いのではないでしょうか?